MAMBA F405MK2を使用した簡単ドローンの組み立て

簡単で失敗しないFPVドローンの組み立て。それでは始めましょう。

今回は、フライトコントローラーとESCがセットになったMAMBA F405MK2を使用してドローンを組み立ててみました。

ESCをFCにハンダ付けの必要がないので大幅に制作過程を省略でき、手間と時間を節約できます。

フライトコントローラーの概要は
入力電力:12.6-25V(3-6S)
BEC:5V / 1.5A
MCU:STM32F405
ジャイロ:MPU6000
フラッシュ: 16MB
OSD:AT7456
取付穴:30.5×30.5mm

ESCの概要は
入力電圧:3-6S(12.6V〜25V)
続行電流:40A×4
バースト電流:40/50A(6S)
BEC:NO
取り付け:30mm /φM3

この価格で6セルまで使用できるのは凄く安いと思います
FCとESCを別々に購入すると結構な値段になりますね

1.フレームの組み立て

最初にフレームを組みてします。特に説明は必要はないと思いますのでサクッとねじ止めして下さい。
カーボンフレームにたまにささくれがある時がありますので、気を付けて下さい。
刺さると小さいので取れないし、しばらく痛みますよ。


手袋をして組み立てをおすすめします。エッジをやすりで削る事もありますが最近は面倒なのでやらないですね。自然に削れるのを待ちます。
コンデションが良くないフレームはやすりを掛けた方が良いかも

2.モーターの取り付け

今回は、XING-E 2306 2450KVを使用します。
このモーターは、値段の割にトルクがありレスポンスも軽くフリースタイルにちょうど良い感じです。
概要は
モデル:XING-E 2306
アイテム名:2306 2450KV 2-4Sブラシレスモーター
KV:2450KV
入力電圧:2-4Sリポ
バージョン:CWネジ山
固定子の長さ:6mm
軸径:5mm
モーター寸法:29.5×18.7mm(Dia * Len)

フレームに4個モーターをねじ止めします。
モーターのネジが長すぎてコイルに干渉しない長さのネジを使用します。

特に3本出てる配線の根元に干渉して配線を断線する可能性がありますので特に気を付けて下さい。 

ESCの取り付け

この ESC は4個分を一つにまとめたものですが、一長一短があります一個でも焼けた場合すべてを取り替えなければなりません。

4個別々のESCの場合は一個だけ交換できますけど
故障した時には総体的に高くつきますが、組み立てる上では半田付けの作業を省略できます 。

マニュアルに従って3本の配線をESCにハンダ付して行きます。配線の+-は在りませんので順番は任意。

※下の赤い基盤は別に無くても大丈夫です。私は横にバッテリーのコネクタがあるのが好きだからこの様な基盤を付けてるだけです。

ESCの向きは間違わない様に、後ろから見て右下が1番で右上が2番になります。
上の写真は手前が前になりますので、電源の接続が後ろになります。
前後を正しくマウントしないと飛びませんのできちんと確かめましょう!
あとコンデンサも電源に付けてあげましょう。
ノイズ対策です。線が長いほうが+ですので間違わないように

ここまでくれば、もう少しです。コーヒーブレイクにしましょう。

FCの取り付け

FCをマウントしてあげます。
ESCとのコネクタがある方が前になりますので確認して下さい。

それではマニュアルに基づいて
・カメラ
・受信機
・トランスミッター
を取り付けていきます。
この3点をハンダ付して完成です。がんばりましょう

①受信機を接続

シグナル(SBUS)と5v電源の+-に接続します。

②カメラの接続

ここではシグナルの入力のみで、ここでは電源の5vは使っていません。接続しても良いのですが今回は後述の9vの電源を接続してます。

③トランスミッターの接続

カメラにOSDを乗せた画像をトランスミッターにシグナル出力
電源はここに9vの出力があるのでこれを使用します。トランスミッターは7v以上の電源が必須なのでここを使用。
カメラの電源は5vでも作動しますが、電圧が高い方が安定するとのことで9v(分岐させて)を使用します。
それぞれの最低・最高の可動電圧を調べてから使用してください。

電源の接続には特に注意してダブルチェックを必ずしてね。
配線ミスの状態でのバッテリーを接続すると一発でお釈迦になります。お金も時間も無駄にしないように

あと、ハンダ付が小さいのでショートしている可能性もあります。テスターで必ずチェックをしましょう

最後にバッテリーを接続して、緊張の一瞬です! FC・ESC・トランスミッターが点灯して作動している事を確認してください。

完成

トランスミッター、受信機を機体に固定して完成

受信機のアンテナは直角になるように取り付け。受信の死角が出来ないようにします。

お疲れさまでした。機体は完成です。

※ 使用パーツ参考

続いて、Betaflight によるセッティングをしていきます。

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